ヤカの散録

忘れてしまうあの日のひだ

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2023年2月27日◆長寝に落ち込まない

昼過ぎまで長寝をしていた。長寝、惰眠、朝寝……。『日本語シソーラス第二版』からジャンプして類語を眺めていると、『明鏡国語辞典第三版』の「朝寝」の用例に「朝寝を楽しむ」とある。編者や編集委員の先生方にもそんな日があるのかなと想像し、少し可笑し…

2023年2月26日◆額縁の朝

ベッドからずるりと落ちて目が覚める。スーツ姿のミイさんが何か言いながら駆け寄ってくる。どうやら、視界から突然私が消えて驚かせてしまったようだ。当の私は寝ぼけ顔で、頭の中にある言葉は一つ。まだ眠い。

音楽

初めて買ったCDは、St.Petersburg Cello Ensemble『Polovtsian Dances - Russian Symphonic Cello』だった。中学時代、吹奏楽部でオーボエを担当していた私は、『韃靼人の踊り』のオーボエソロに強烈な憧れを抱いていた。

2023年2月24日◆回転する今日

昨晩すっかりミイさんの水筒の存在を忘れており、湯を沸かす隣でドタバタと水筒を洗う。麦茶のお湯割りを渡す。今日も無理せず。

2023年2月23日◆だんだんとめいてきた

最近ミイさんがもらってきた波照間の黒糖がしみじみと美味しくて、パソコンに向かう時いつもキャンディのようにひとかけら舐めている。

2023年2月22日◆落ち込まないよう少し踊る

特に予定のない日、目が覚めてからもしばらく布団の中でうだうだしている。どうにか布団から這い出し洗濯を回したら、洗濯機が上がるまでまた布団に戻る。

2023年2月21日◆冬眠なのか春眠か

ミイさんが早くに出勤する日のため、今朝は六時前に起きた。カーテンがぴっちりと閉まっている部屋は夜の続きにあって、ぼんやりと暗く少し重たい。

写真

昨日のことすら満足に思い出せない。忘れてしまうのはヒトの長所だけれど、忘れたくないこともたくさんある。だから、日々の彼是を写真に収めている。

2023年2月19日◆白い海、白い空

嬉しいもの、突然の休日。来週とシフトが入れ替わって、急遽ミイさんがお休みになったのだ。天気も良く暖かい日、なんだってできる。

珈琲

家でコーヒーを淹れるようになったのはいつだったろうか、と少し懐かしむ目をしてみる。みたのだが、実はまだ一年も経っていないらしい。それだけ、今や我が家の生活に馴染んでいるコーヒーである。

2023年2月17日◆台所に立つ、山のように食べる

「店員さーん、すみません顰蹙を一つ。」「失礼ですがお客様、もうお持ちでございますよ。」買い出しに出かけて三秒後、顰蹙を買っちゃーうとマスクを取りに帰ってきたミイさんとの一コマ。

本棚

先月、天井まで届く大きな本棚を作った。いわゆるDIYは得意としないが好きではあって、ホームセンターでツーバイ材やら金具やらをわんさと注文したのだった。

2023年2月15日◆理想の普通

「最近春を感じる日も多かったのに今日は冷えたね」とミイさんに言ったら、「今日全人類がその話してるよ」と返ってきて笑った。

2023年2月14日◆ちょっとした凹み

母から連絡があり、野菜を仕入れるため実家の最寄り駅へ向かう。

近況

そういえば、自己紹介のようなことをしていなかった。と気が付いたものの、する必要はあるのだろうか。

2023年2月13日◆ブラウン・デイ

一足早く、我が家はハッピーバレンタイン。ミイさんが休日だったのだ。

挨拶

はじめまして、あるいは。